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JANOME(ジャノメ)ミシン修理|N-571|厚地が縫えない…

本日は、東京都江東区にある大島店にお持ち込みの“ジャノメ家庭用ミシン N-571(model661型)を修理しました。

担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械備士の斉藤です。

今回の依頼内容が、

『目とびがして厚地も縫えない…』

そんな依頼内容です。

針板を開けて症状を確認してみると、針と釜のタイミングがずれてて、これが目飛びの原因です。

また、針板もかなりキズついてて針を何本も折られたのではないかと思います。

針板にキズがあると糸調子が崩れたり、キズに引っかけて糸が切れることもあります。

まずは、ズレてる釜のタイミングを修復し、目飛びの原因を解消します。

針板のキズはあまり酷くなると針板ごと交換となりますが、今回はやすりで研磨することで対応させていただきました。

キズが深くなると研磨では、針穴を広げてしまうため、生地を食い込ませてしまう可能性があります。

今回は研磨で問題ないと判断しました。

針穴通し器の位置もズレてましたので、指摘はありませんでしたが合わせて調整させていただきました。

その後、各駆動箇所に注油作業行い修理は完了です。

ご依頼いただいた『目とび』に関しては改善させていただきましたが『厚地が縫えない』に関しては修理をしても改善することはできません。

コンパクトタイプのミシンは軽くて持ち運びしやすい反面、厚地を縫う能力はありません。

今回の故障原因が厚地を縫ったことによる故障かどうかは分かりません…

ただ、再度同じような症状ににならないよう、今後の使い方をしっかりとご指導させていただいた上で返却させていただきます。

メーカー JANOME コンパクトミシン
機種名・型番| N-571(model661型)
故障内容|目とびがして厚地が縫えない
修理箇所|釜のタイミング調整・針板キズ研磨・針穴通し器調整及び全体的な注油


JANOME公式HPでも当店が紹介されてます。

ミシンの調子が悪い!』と感じたら…

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