本日は東京都荒川区にある日暮里ショールームにてお預かりしました“ブラザー コンピュータミシン FM800（刺しゅう機能付きミシン）”です。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター一級縫製機械整備士の名取です。
今回の依頼内容は…
『送り不良……』
『糸立て棒折れ……』
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今回の修理は送り不良以外にも糸立て折れ、釜のキズと複数の故障がございました。
送り不良の原因は送り量を調整する箇所の焼き付きと調整ギアずれ、さらに送り歯の高さ不良でした。
まずは焼き付き箇所を掃除し動きをスムーズにす修理を行います。
動きがスムーズにならないとギア位置の調整ができません。
こちらが送り量や前進、後進を調節しているパルスモーターとギアになります。
お互いのギアには印がありますので、印同士を合わせる調整になります。
修理前の画像ですが釜や送り機構には折れた針や糸くず、生地埃とかなりございました。
送りの故障もこれが原因していたと思われます。
埃をすべて掃除し、破損している内釜の交換し、その後残っていた送り歯の高さ調整を行いました。
最後は糸立て棒の交換を行いながら外装も戻し、修理は完了いたしました。
やはり釜周辺のお掃除は故障につながらないようにするために重要です。
≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー｜brother ブラザー
機種名・型番｜FM800（刺しゅう機能付きコンピュータミシン）
故障内容｜送り不良・糸立て棒破損
修理箇所｜送り機構分解調整・針内釜交換・糸立て棒交換・その他全体的なメンテナンス
brother公式HPでも当店が紹介されてます。
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