
本日は千葉県柏市にある柏ショールームにお持ち込み頂きました“ブラザー コンパクトミシン PS-15e”です。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター一級縫製機械整備士の斉藤です。
今回の依頼内容は…
『縫えない……』
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上糸と下糸が絡まらず目飛びの状態でした。

針板と内釜を取り確認すると釜の剣先が針穴の下にきておりました。
原因は針と釜のタイミングずれにありました。

針と釜のタイミング調整を行うためにフロントカバーを外します。

このミシンのタイミング調整は上軸にあるギアで行います。
このギアはミシンの下軸(釜や送り)に回転を伝える役目があります。
ギアを止めているネジが緩んでおり、今回のタイミングずれを起こしておりました。

針穴のわずか上に釜の剣先が来るよう位置を調整しネジを固定いたします。
これで上糸と下糸を絡ますことができ目飛びが改善されます。
その後上糸のテンションを調整し、修理は完了いたしました。
この様な故障はミシンのスペック以上の生地の厚みや固い生地を縫った際の衝撃でなりやすいものです。
≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー|brother ブラザー
機種名・型番|PS-15e(コンパクトミシン)
故障内容|縫えない
修理箇所|針釜タイミング調整・上糸テンション調整・その他メンテナンス
brother公式HPでも当店が紹介されてます。
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