本日は、千葉県柏市の柏ショールームでお預かりした“ブラザーコンピュータミシン BC6000”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の名取です。
今回の依頼内容は…
『はずみ車が回らない…』
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原因は内釜のキズによる糸がらみ及び回転不良でした。
上糸と下糸が絡み合うときに上糸が画像の内釜を一周します。
一周しながら上糸と下糸と絡み合い縫い目が形成されます。
今回はこの内釜の一部にキズがあることで、上糸がキズに引っかかってしまい糸が絡んでしまってました。
はずみ車が途中で回らなくなるのも、そのせいです…
別件ですが、内釜にはスポンジのような素材が付着してますが、お客様の内釜は、これもとれてしまってます。
この素材が取れてると、糸切りする際に正しく糸が保持できず、糸切りボタンを押しても糸が切れないことがあります。
そのため、今回は内釜交換と糸切りパイルを取り付けました。
このブログを見た方は、是非、ご注意ください。
内釜をお掃除をする際に埃と間違えて、このパイルを取ってしまう方が多いので、くれぐれもご注意ください。
埃に見えますがとても大切な部品です。
今回はかなりの使用頻度だったので、部品交換以外にも全体的になクリーニングと注油を施して修理は完了となります。
メーカー｜brother ブラザー
機種名・型番｜BC6000
故障内容｜はずみ車が回らない
修理箇所｜内釜交換・糸切りパイル取付・その他内部清掃及び注油
brother公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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