本日は、千葉県柏店にお持ち込みの“ブラザー コンピュータミシン B500(CPV0301)”を修理しました。
担当はミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の名取です。
今回の依頼内容が、
『糸立て棒が破損してしまった…』
そんな内容でした。
糸縦棒はリアパネルに固定されてる為、フロントパネル・リアパネルを分解してからの交換となります。
つまり、よほど機械に詳しい方でなければ、部品を取り寄せてご自身での交換はお勧めできません。
ご自身での交換を試みて、フロントパネルやリアパネルを接続するつめを割ってしまい、かえって修理代が高くついてしまうケースも少なくありません…
パネルを開けることになれば、私どもは他にも何かトラブルがないか入念にチェックします。
今回は下糸巻きのゴム輪に亀裂があったため念のため交換しました。
下糸巻のゴム輪は車のタイヤと一緒で消耗品です。
劣化すると下糸がうまく巻けなくなってしまいます。
交換は同様にフロントパネル・リアパネルを分解してからの交換となりますが、今回はついでの交換でトラブルを未然に防ぐことができました。
内釜にも針が貫通したキズが複数あったため、年数も考慮して交換させていただきました。
外釜の細かいキズは研磨で対応させていただき、クリーニングと注油をして修理は完了です。
メーカー｜brother 家庭用コンピュータミシン
機種名・型番｜B500(CPV0301)
故障内容｜糸立て棒破損
修理箇所｜糸立て棒 ゴム輪 内釜交換・その他内部清掃及び注油
brother公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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