本日は、埼玉県草加市に出張修理でお預かりした“ベビーロック BL69WJ”を修理しました。
担当は、ミシンショップタケダ修理センター1級縫製機械整備士の井手です。
今回の依頼内容は…
『針穴通し器不良…』
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原因は針棒の高さの位置ずれでした。
針穴通し器を正しく使用しなかったときに起こる故障です。
【起こる主な原因】
・針穴通し器を下し糸をセットした後、糸を引き抜くため下げたツマミを強引に上げてしまった場合
・針穴とをしを下げた状態でミシンを動かそうとした場合
修理は針棒の高さの調整と変形したフックの交換となります。
背後の偏心ネジで高さを調節します。
また同時ご依頼いただきましたメンテンナスも行いました。
糸調子機構に埃が入ると自動糸調子機能が上手く機能せず糸調子の乱れになります。
送り機構の埃は異音の原因になります。
プーリー軸の埃はルーパーのがたつきや焼き付きの原因となります。
ロックミシンは生地を切りながら使用するミシンで通常の本縫いミシンより埃が溜まりやすいです。
そのため本縫いミシンよりお掃除が大切で、あまりやらないと埃が中に入っていき、色々な故障につながります。
内部の清掃・注油・点検を行い修理は終了いたしました。
≪今回のミシン修理作業内容≫
メーカー｜babylock ベビーロック
機種名・型番｜BL69WJ
故障内容｜針穴通し器不良
修理箇所｜針棒高さ調整・針穴通しフック交換・その他全体的なメンテナンス
babylock公式HPでも当店が紹介されてます。
『ミシンの調子が悪い!』と感じたら…
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